☆糖化とは
体内にある≪たんぱく質≫と食事によって摂取した≪糖≫とが結びついて
糖化したたんぱく質が作られ蓄積する事です。
糖化したたんぱく質というのは
焦げて黄色く劣化してしまったようなもので
元のたんぱく質とは違うものに変化してしまいます。
この劣化した糖化たんぱく質が、血管や肌の真皮などを硬くして
身体を老化させ、成人病まで発生させてしまうのです。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
☆糖化の原因とは?
≪糖≫は食べ物から摂取する身体の大切なエネルギーの1つですが
とりすぎると糖化作用が過剰に働いてしまい、老化を早める結果になります。
糖化を高める要因
◎速く食べる(時間をかけない)
◎糖質のものを好む(穀類、イモ類、甘いもの)
◎運動不足(代謝が悪い)
速く食べると満腹中枢が働かないので結果的に大食いになり
又血糖値が一気に上がります。
基本的に糖分は運動によってエネルギー消化できるのですが
運動不足で消化できない過剰糖分がたんぱく質と結びついてしまうのです。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
☆糖化とお肌の関係
糖化は私たちの肌にも影響をもたらします。
肌の真皮部分はコラーゲンやエラスチンなどたんぱく質から構成されています。
このコラーゲンとエラスチンが立体構造をつくり
その間を保湿成分であるヒアルロン酸などが埋めて
肌の弾力やハリを生み出しています。
しかし糖化はたんぱく質を劣化させてしまうので
コラーゲンやエラスチンはその影響を受け、硬くなり機能が低下してしまい
肌のハリや弾力がなくなり
しわ、たるみ、くすみという老化現象が発生してしまうのです。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
☆糖化を阻止するために
アンチエイジングの大敵、老化を早める「糖化」を阻止する作用が「抗糖化」です。
大切なのは運動と食事です。
●運動
筋肉が糖を消費して糖化を抑制する
有酸素運動、サーキットトレーニング、ウォーキングなどがおすすめ
●食事
糖化を抑制する食べ物を摂る
カモミール、どくだみ、ブドウ糖など
●血糖値を上げない食べ方
野菜⇒魚、肉⇒ご飯の順でゆっくりかんで食べる
大食いや炭水化物の多い食事は避けましょう